ハウオリクリスマスホイケ~オハナ 片桐~
2021年12月12日、Covid-19’s パンデミックが始まって以来の2年ぶりのホイケを迎えた。
2年分の演技力の向上と言いたいところだが、昔から本番前にならないとまともに練習しない
タイプの人間で、正直本番が無い2年間は練習にあまり気持ちが入っていなかったことは否め
ない。
さらに在宅勤務で体力は衰え、今回は2年でなまった体と気持ちを回復させての発表会となっ
た。
話題は本番に。
舞台裏の通路でなんだか今年は緊張していない気がすると思いながら、舞台袖に入る。と、
思っていたら例年通り頭がぼうっとしてきた。
もともと人前に立つことが苦手で、踊ることにも苦手意識があるので、舞台に立つのは非常
に緊張し(自分の子供の手前、無理して舞台に立っているが・・・)、緊張で意識が薄れた
まま、舞台に入り位置につく。
音楽が流れ始める。身体が自分の脳と分離し始める。
緊張で働きの悪くなっている脳の一方で、覚えた身体に任せて動き出す。
緊張で身体が固くなり、自分の中で仕上げたレベルの動きができていないと開始早々に認識
し余計に焦る。
一曲目のアロハエコモマイの3部構成の1番目から振り付けが思い出せなくなってしまう。
途中、正気を取り戻し始める。照明の眩しさを認識でき始める。
前で踊っている4歳三女が練習時より踊れている(正確には所定位置で横で踊る7歳の姉を見な
がら、踊りらしき動きをしている、そして全く違う動きをしている)のを微笑ましく感じる。
我が子が踊る後ろ姿に見惚れながら、相変わらず薄い意識で踊る。
2曲目はラハイナ。少し意識を取り戻し、長女、次女と一緒に踊っていることに心を温めなが
ら踊ることができた。ラハイナの最後は踊りながら左を向き舞台袖にはけていく。
不安もあったが子供達の歩幅や踊りに気を遣いながらはけることができたと思う。
途中で振り付けの間違いや注意が行き届かなかった点はあったが、本番を踊り終えると達成
感があり気分よく楽しく終えることができた。
そして本番を終えた後は毎回思うのだが、もっと上手に踊れるようになりたい。
オハナ 片桐 信人
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